【s13使用構築】猪突猛進ガルランド【最高最終2105/37位】
○使用構築
○最高レート(Rainbow*Dashロム)
○使用TN
Sneewittchen(US) 1850~
Rainbow*Dash(UM) 1950~
○構築経緯
シーズン終盤までは猫ガル+毒ランドの並びを使っていましたが苦手とする構築の増加を感じ、環境的により戦いやすそうだと考えたグロウガルーラ+剣舞ミミッキュの構築を使用しました。
シーズン11の自らの構築をベースに、ウルガモスと霊獣ボルトロスを大きく変更しつつ細部に微調整を加えたものとなります。解説自体は被る部分が非常に多いため基本的にこちらだけで十分だと思います。
○単体紹介(常体)
ガルーラ@ガルーラナイト
意地っ張り/肝っ玉→親子愛
207(212)-161(252↑)-100-×-106(44)-110
→207-194-120-×-126-120
A:特化
D:余り
ほぼ全試合で選出し対面処理や崩しを行う。
配分はHBポリゴン2やカバルドンへのグロ捨て身の乱数が変化するのでAを特化、行動保障を得るため残りを全て耐久に回した。
技はグロウパンチと合わせることで様々な物理受けを倒すことができる捨て身タックル、ゲンガーやギルガルド、カプ・コケコらへの安定した打点となる地震、汎用性が高くSの遅さを補ってくれる不意打ち、コンセプトのグロウパンチとなっている。
ランドロスと並べていることで偽装構築的な側面もあり、警戒されにくい印象だった。
ランドロス@フィラのみ
腕白/威嚇
196(252)-165-154(228↑)-×-100-115(28)
地震/撃ち落とす/ビルドアップ/身代わり
B:+1特化ミミッキュZ確定耐え
S:準速テッカグヤ+1
ランドロス+ギルガルドのようなガルーラの処理ルートをまとめて崩す役割を持ったポケモンだが、今期はガルランドに限らずめざ氷ランドロスが散見されたので対ランドロス性能を期待できなかった。
しかし、ムドーを絡めた構築に対して崩しルートの1つとなれることや、カバマンダへの選出に絡んでくるポケモンであることから変更せず使い続けた。
後述するミミッキュのトリックルームと併せて先制でビルドアップを積んだりアタッカーとして運用することも多々ある。
意地っ張り/化けの皮
161(244)-139(132↑)-117(132)-×-125-116
じゃれつく/影打ち/剣の舞/トリックルーム
A:余り
ガルーラで荒らしてこのポケモンを通す動きが単純ながら強力。
化けの皮によるほぼ絶対の行動保障と高火力のZ技のおかげでタイプによらず非常に多くのポケモンとのタイマンを制することができ、試合展開に安定感を生みやすい。
トリックルームは裏のポケモンのサポートとして使用するほか、ウルガモスやパルシェン、ポリゴンZなどの積みポケモンに対する起点回避兼切り返し、自身の擬似的なS上昇技として利用するなど用途は多岐にわたり、非常に強力であった。
この技は呪いとセットで採用されることが多いが、剣舞を重ねることで相手が倒さざるをえない状況を作ることができ、トリックルームが主眼ではないこの構築において困る場面は少なかった。
ゲッコウガ@ミズZ
控え目/激流
147-×-87(4)-170(252↑)-91-174(252)
ハイドロカノン/熱湯/水手裏剣/身代わり
B:無補正ゲッコウガの一致抜群蜻蛉帰りの乱数が変化する
カバリザテテフやバシャカグヤ、カビグライムドーなどの水の一貫があるPTに対して選出する。
カプ・テテフを意識し激流で採用しているが、水の一貫があるPTが多くないうえ、同じZ持ちであるミミッキュの選出率が非常に高かったため選出率は低め。
この構築ではランドロスの蜻蛉帰りサポートを受けられないこともあり殊更扱いが難しいが、カバリザなどに対する立ち回りの軸となっているため変更は難しい。
臆病/虫のしらせ
159-×-82-187(252)-126-167(252↑) ※非理想(H個体値28/B個体値24)
大文字/虫のさざめき/めざめるパワー氷/蝶の舞
B:意地4降りカビゴンの恩返しで75%の確率で虫の知らせ圏内
特化ミミッキュZ+影打ちが中乱数
今期のMVPにして上振れポケモン。
最速にすることで意地メガメタグロスに対して上から動くことができ、+1の状態で最速スカーフランドロスや雨下の意地メガラグラージを抜くことができる。
技構成はメガメタグロスを舞わずとも倒すことができる大文字、範囲補完のめざ氷に加えて虫のさざめきを採用。タスキを盾に様々な構築へ選出することが予想されたので、若干ピンポイント気味なサブウェポンよりも多少通りが悪くても知らせで誤魔化すことが可能な命中安定の一致技を優先した。また、ゴーリ絡みの構築へのメタとしての意味合いもある。
現環境においてきあいのタスキはまず警戒されないうえ、他の持ち物と立ち回りが大きく変わってくることからお相手の混乱を招くことが多々あり、強く機能した。
しかし、最終日は通らなさそうな構築相手にもぽんぽん投げており、活躍はしていたもののこのポケモンに甘える使用者と構築に大きな問題を感じていた。
ボルトロス@ウイのみ
控え目/蓄電
184(236)-×-96(44)-195(100↑)-105(36)-133(92)
10万ボルト/めざめるパワー氷/気合玉/悪巧み
H:4n
S:準速マンムー抜き
BCD:不明(忘れました、すみません)
カバマンダへの選出誘導とマンダナットドランのような他のポケモンでは崩しにくいサイクルを崩すために採用した。
他の構築へはほぼ選出していないが、仮想敵としていたサイクルに対してはそこそこの勝率を出すことができた。しかし、調整意図が不透明であったり、そもそもきのみである必要があるのかなど様々な部分が考察できておらず、本構築に納得がいかない大きな理由の1つになってしまった。
○あとがき
シーズン13お疲れ様でした。今シーズンは人生初となる2100を達成することができ非常にうれしかったです。
しかし、構築の完成度に関しては納得がいっておらず、多少複雑な感情もあります。
来期以降リアルの環境が変わってしまうためどうなるか現段階ではわかりませんが、モチベーションは高いのでよりよい構築を考えつつまた上を目指して潜っていけたらいいなと思っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。そして今季マッチングした皆さんは対戦ありがとうございました。また宜しくお願いいたします。
*Special Thanks*
通話で色々お話してくださったぽけあねすさん、ぐーみーさん、ぴーさん