【からきおす杯使用構築】 ノオーコケコランドグロス
個人5-2
チーム準優勝
◯構築について
メガユキノオーが、メガメタグロスの苦手な物理受け(クレセリア、ナットレイ、カバルドンなど)に対して強いのではないか、というところからスタート……したはずでした。
また、トーナメントの性質上対戦相手に一度勝てればよいことから、運で勝ちを拾いやすかったり聞こえはよくないものの所謂地雷のようなポケモンを採用したいと考えました。
◯単体紹介
ユキノオー@ユキノオナイト
意地っ張り/雪降らし→雪降らし
191(204)-155(228↑)-96(4)-×-108(20)-82(52)
→191-199-126-×-128-57
タネマシンガン/氷の礫/地震/剣の舞
H 16n-1
S 4降りドヒドイデ抜き
残りB<D
元々はグロスの苦手な相手に強めで使い慣れている特殊ユキノオーの予定でしたが、SDでこのユキノオーを試した際にブルルドヒドイデを粉砕したり、ヒードランを地震で葬ったりで意外な活躍を見せたため急遽変更してこちらを採用することに。
それと同時にコンセプトが崩壊
今大会では1試合しか選出せず、その1試合でもうまく動かせないまま落ちてしまったので活躍は見られませんでした。
当たったヒードラン入りは全てカプ・ブルルと組まれており、6世代の感覚でヒードランに交代読み地震を通したいと考えたのは完全に思慮不足です。
今後この構成のユキノオーを使うことはあまり無いと思いますが、タネマシンガンはスイクンやオニゴーリらに一矢報いる技として可能性は感じるので考察してみてもいいかもしれません。
ランドロス@混乱きのみ
慎重/威嚇
196(252)-167(4)-111(4)-×-143(236↑)-113(12)
H-B 意地ミミッキュの+1Zシャドクロ耐え
H-D 臆病メガリザードンYのオーバーヒート耐え
S ランク-1最速霊獣ボルトロス抜き
よくいる(?)慎重ランドロス。
ランドロスの強みの1つだと考えているステロ撒きと、電気に繰り出す地面枠としての性能、擬似的な耐久上昇でクッションとしての性能を併せ持っているこの型が好みなのでこの型で採用しました。
カプ・コケコ@こだわりスカーフ
(アイコンがなかったので代用)
陽気/エレキメイカー
147(12)-167(252)-107(12)-103(0↓)-96(4)-196(228↑)
S 2舞最速メガギャラドス抜き
ストッパー、スイーパー、エレキフィールドによるグロス強化、催眠耐性などの役割で採用。
S1ぶりの使用でしたが、やはり電気枠として性能の高さを感じました。
このポケモンからスカーフを剥奪するとS上昇系の積み技を持つポケモンが本当に止まらなくなるのでスカーフでしか採用できませんでした。
スイクン@たべのこし
図太い/プレッシャー
207(252)-×-183(252↑)-110(0)-135(0)-106(4)
熱湯/毒毒/身代わり/守る
膝などを考え少しでも硬くしたかったのでHB
元々はバシャーモを意識しカプ・レヒレを採用する予定でしたが、後述するウルガモスと相性が良くないこと、ポリゴン2やカビゴンなどに対して毒を入れることで確実に対処できるようにしたかったことから前日にスイクンに変更しました。
バシャーモ入りには厳しい立ち回りになることを覚悟していましたが、今回は一度も当たらず運が良かったです。
図太い/炎の体
191(244)-×-127(244↑)-155(0)-125(0)-123(20)
炎の舞/鬼火/蝶の舞/羽休め
H 16n-1
S 準速ガッサ抜き
残りB
地雷枠。
クチートやメタグロスに強く、また、メタグロスガルーラ対面から下げることで地震以外のガルーラの行動と鋼枠への交換に両対応できると考えました。
炎のパンチ+捨て身は乱数なのでガルーラが読めた時は初手投げもしたかったのですが、結局試合では後投げしました…。
鬼火の枠はバシャーモへの打点となるサイコキネシスやポリゴン2やクレセリアに更に強くなる身代わり、各種めざパなど色々候補がありましたが、今回はサイクル内やミミッキュと対面した際に打て、炎の体が発動しなかった場合の保険にもなる鬼火を採用しました。
陽気/クリアボディ→硬いツメ
160(36)-187(252)-150(0)-×-110(0)-129(220↑)
→160-197-170-×-130-173
アイアンヘッド/冷凍パンチ/雷パンチ/バレットパンチor地震
H 16n(BとDに4ずつ降り分けるべき)
A 火力が不安だったので全降り
S 準速メガマンダ抜き
使ってみたかったメガ枠兼今大会のMVP
火力不足を嫌い、Sを落とし耐久に降り分けました。
バレットパンチの枠は地震と最後まで迷っていましたが、ユキノオーの型変更によりメタグロスの選出率が高くなると思ったため打ち合い性能をあげるバレットパンチを選択。(したものの自信がなく結局二転三転していました。決勝では地震でした)
ORAS中盤以来の採用でしたが、メガ枠としてのパワーをはっきりと感じることができたので機会があればまた採用したいと思いました。
◯後語り
存在は知っていたものの縁がないと思っていたからきおす杯のチーム戦に誘っていただき、さらに上記のような結果まで残すことができてとても嬉しく思っています。
大規模な大会の参加経験はあまりありませんでしたが、とても楽しく参加できて本当によかったです。
チームを組んでくださった夏川くいなぽけさん、バトルドームさん、ボムブリさん、るーしぃさん、そして対戦していただいた皆さん、開催・運営してくださったカラーさんとたかきおすさん、ありがとうございました!